まるまるどりどり

みんなたべーるよー

 

と、はるか昔の歌を思い出しながら(たぶん「およげ!たいやきくん」と同時代)。

 

 いや、スーパーで売ってる、おそらくブロイラーの丸鶏さん(確か1380円税抜き)、時折見かけたら確保してるんだけれども、値段(&手間)に比した満足感、すげーな。ということで、どうやってるかをまとめておく。なお、レシピはマルディグラの人のを援用。

 ・まるどり ひとつ

 ・塩 鶏の1%ほど(だいたい17g前後か)

 ・胡椒 適量

 ・焼き野菜(ニンニク・玉ねぎ・ジャガイモ) フライパンに載る程度

 ・ハーブ あれば(庭のタイムとローズマリーを適当に摘んで、ローリエも)

これくらいか。詰め物するなら、またそれはそれで。

 あ、「(ガス)オーブン」と「取っ手の取れるフライパン」をほかに使ってます。

 

【やること】

 ・とりは2時間ほど室温放置

 ・塩をはかり、胡椒も混ぜ、1/3ほどを鶏の腹のなかに、残りを表面にすりこむ

 ・野菜は切って、大きめのフライパンに敷き詰める

 ・鶏をフライパンに載せる(暇ならたこ糸で縛る)

 ・ちょろっと皮目にオリーブオイルを回しかける

 ・220度に予熱したオーブンで70分前後放置

 ・中まで火が通ってたら(金串もしくはナイフを入れて数秒待ち確認)完成

 ・15分〜20分放置してもあったかいので、慌てて喰わずともよし

  (慌てて解体しようとするとやけどするぜ)

 

 丸鶏、楽ちんでうまい。ブロイラーでも充分。

 ソミュール液につけるとかいうレシピもあるけど、上記「塩すり込み大作戦」で充分。いやつけた方がうまいのかもしれないけど、手間考えたらこれで存分うまい。今回、焼き野菜に火が通り過ぎた感があったので、オーブンは60分くらいで様子見た方がいいかも。

 

 そして、最近は詰め物にも挑戦。とりさんのお腹の中にご飯入れるだけだけど。

 面倒なら、たぶん冷凍してたご飯をチンして軽く塩して(可能ならバター混ぜて)そのまま放り込んだのでも充分だと思う。今回は、細かく刻んだニンニク・玉ねぎ・ニンジン・甘栗(なくてもいいだろうけど)・キノコ(今日は余ってたシメジ)と一緒にバターで炒めておいて、冷ましたそれをぎゅうぎゅう詰めて、お腹の皮をツマヨウジでぐぐっと綴じてあげた。今日は入れすぎたからかそこまで「とり味」がなかったけど、なんかうまい気がする。冷凍ピラフとか入れてはる人もいるな、くっくぱっど界隈には。

 

 最近、かたまり肉が好きで、分厚いステーキ肉とか豚ロースでも厚めのとかを買ってきて、ロゼっぽい焼き味に挑戦してる。モモでローストビーフとか。それはそれで楽しいけど、注ぐエネルギーも半端ないしな。まるどり一羽、「でかいから面倒」を除けば、料理としてのテクニック、ほとんど要らん。かつうまい。

 

 ……でもこれ、「彼氏に初めてふるまう手料理」には全然むかへんやろうな。「うちの下宿、遊びに来る? 料理作るよ」っつって、彼氏来て、「いい匂いするじゃん。なに?」「へへ、ひみつー」。

 まるどりどーん。

とりの丸焼き - Google 検索

 

 それを楽しめるような彼氏こそいい彼氏だと思うがな、オレは。

 

 

追伸;まるどりは台風21号が接近する直前に買いに行きました。