2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハラスメントと日本型社会(3)

「身内感覚」と「職業的関係」のズレがハラスメントを産んでいるのでは、と云うあたりで終えて、三つ目へ。長いな。ちなみに直前のはこれ。 librairie.hatenablog.com ちょっと前も相撲部屋のことが話題にのぼったけれども、弟子制度の中で暴行事件が時に起…

ハラスメントと日本型社会(2)

さっきからの続き。 librairie.hatenablog.com 人との「つながり」の感覚は、洋の東西を問わず必要とされるよね、というお話でした(うおー、初めて記事へのリンク貼った)。 しかし、この「つながり」は容易に「しがらみ」へと転化する。しかも、それが「つ…

ハラスメントと日本型社会(1)

セクハラ疑惑に対し「だったらおまえが名乗り出ろや」とパワハラで返すという高等テクニックに、ああこれって日本型社会の持つ特質かもしれないな、と思ったのでぼんやりと綴っておく。 (長いのって読みにくいのかなあ、という反省?から、試験的にいくつか…

ネガティブ思考を肯定すること(ポジティブ教に負けないために)

表通りを堂々と歩ける人は歩いて行かれたらよろしいので、どうしようもなくネガティブな人がどうやっていくか、と云うお話。 どうも、ポジティブ教の人たちはその布教に余念がないようで、ネガティブ思考の人がいると「そんなネガティブじゃいけないよ、もっ…

「白い犬がいるよ」

これに対して、「そうだね、白い犬だね」と素朴に返してもらうことの大切さ。 ただあるbeingというのはそうだと思う。世界があり、それをそのまま受けとめ、そのまま受けとめた私をそのまま受けとめてもらう。この「そのまま」であるということの意味は、と…

「そうだ、私にはことばがある」

ことばで伝わると云うことがとても不思議だなあ、と思うのですよ。 あ、「ことばじゃ何も伝わらない」というフレーズはだいっきらいなのです。「お前今何で云うた?」と聞き返したくなるから。「ことばで自分の云いたいことは伝わらないから、おれオリジナル…

一人旅に憧れる

ときどき、どこか旅に出たくなることがある。日常を離れ、違う街を歩き。飛行機に乗るのも大好きだ。ローカル線もワクワクする。最近はいろいろと調べてから旅行することが多くなったけれども、あまり調べずに現地に赴き、そこでどうにかするのも本質的には…